トライアド・コードやパワー・コードだけでも、素晴らしい曲は作れますし、
売られている曲の中にも、そのような曲が多いのも事実です。
特に歪ませたギターの場合、ヴォイシングは難しくなります。(響きが汚くなる)
ゆえにパワー・コードが好まれるんですね。・・と言うか、そういう
フォーマットができてしまってるんだと思います。
ですから僕の場合、曲を作る時は「あまり歪ませないように」、とか、
「どうやってヴォイシングしょうか」と常に考えるようにしています。。
前置きが少し長くなりましたが(;^^ゞ 「より豊かな響きが欲しい」「チョット
違った音が欲しい」という時の参考にしてみて下さい。
C(1度)、D(2度)、E(3度)、F(4度)、G(5度)、A(6度)、B(7度)でしたね。
トライアドでは、１度、3度、5度とヴォイシングしました。これに、もう１音
7度の音(B)をヴォイシングして下さい。ピーンと来た人もいるかと思いますが、
いわゆる"７th(セブンス)"というヤツです。これで
「CM７」（C・メジャー・セブンス）の出来上がりです。そして、今ヴォイシング
した B の音をフラットさせると(つまりB♭ にすると）
「C７」（C・セブンス）となり、
更にもう一回フラットさせると(つまり6度[A ]にすると）
「C6」（C・シックスス）となります。
＊[CM7]の構成音は C、E、G、B の4つ。
＊[C7]の構成音は C、E、G、B♭の4つ。
＊[C6]の構成音は C、E、G、A の4つ。
C・マイナー・スケールは、１度、♭3度、5度とヴォイシングしましたよね。
そこに7度の音(B)をヴォイシングして下さい。
「CmM７」（C・マイナー・メジャー・セブンス）の出来上がりです。
更にB の音をフラットさせると(つまりB♭ にすると）
「Cm７」（C・マイナー・セブンス）となり、
更にもう一回フラットさせると(つまり6度[A ]にすると）
「Cm6」（C・マイナー・シックスス）となります。
＊[CmM7]の構成音は C、E♭、G、B の4つ。
＊[Cm7]の構成音は C、E♭、G、B♭の4つ。
＊[Cm6]の構成音は C、E♭、G、A の4つ。
等ありますが、ここでは省きます(^^;・・かなりややこしくなりますし・・笑）
（そう言えば3和音のところでも省略してたなー。。。）まぁ、気にせずに。
いきますよ〜！皆さんもハイ・テンションでついて来て下さい。
「テンション・ノート」「テンション・コード」というのは聞いた事はあります
よね？では一体どのようなものなのでしょうか。
テンション・ノートとは 2度、4度、6度の音で、一般的にはそれぞれオクターブ
上の 9th(2度)、11th(4度)、13th(6度)を使います。
こういう音はROCK系ではあまり使いませんが、POPS、JAZZ、FUSIONなどでは
よく使いますので、是非マスターして下さい。
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こんな感じですかね。。ん〜(^^; ちょっとキビシいですか？理論的にはこのようになりますが、
確かにこれを押さえるのは無理ですかね。そんな場合はオミットしちゃいます！
9thを入れたとき→ルートをオミットできます。
11thを入れたとき→3度をオミットできます。
13thを入れたとき→5度をオミットできます。
実際に音を出して確認してみて下さい。コード感は全く変わりません。
ヴォイシングでいろいろ試してみるのも良いでしょう。要するに調性がとれて
いれば（不協和音でなければ）問題ありません。
そして、自分のオリジナル曲を作って発信してはいかかがでしょう？
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