HOMEスケール(2)
♪スケール(音階)について [part2]
さて、メジャー・スケールの中に自然に存在する「ナチュラル・マイナー
・スケール」というのは
[part1] のページで解説しましたが、その他にも
マイナー・スケールは存在します


『ハーモニック・マイナー・スケール』
このスケールの構成は(全)-(半)-(全)-(全)-(半)-(1音半)-(半)となります。
今までは「全音」「半音」の範囲で構成されてましたが「1音半」という
音程が特徴的ですね。この「1音半」という音程差が旋律的ではなく、
ハーモニー的なのです。

『メロディック・マイナー・スケール』
「ハーモニック・マイナー・スケール」の"1音半"の部分を「全音」に
変えたものです。従って
(全)-(半)-(全)-(全)-(半)-(全)-(半)という構成です。
このへんになってくると結構微妙でして(笑)例えば上昇フレーズと
下降フレーズでニュアンスが違ったり、メジャー・スケールっぽい響き
だったり(ま、実際ほとんど C・ メジャー・スケールですけど・・)。
ですからエッセンスを理解して、自分流に色々と組み合わせて使ったり、
奇をてらうのであればハーモニック・マイナーを旋律に取り入れたりと、
臨機応変にいきましょう。
bn_2006su_03
♪モード・スケールについて
コードとスケールの深い関係についてはコード&スケールをご参照して
下さい。ここではコードに最も適したスケールについて補足します。

キーがCメジャーの場合 CM7、Dm7、Em7、FM7、G7、Am7、Bm7(♭5)
というダイアトニック・コードが適用されます。これらは C・ メジャー・
スケールと相性が良いのはもちろんの事です。しかし、個別に見ればそれぞれルート音が違いますよね。それぞれ、よりバッチリ馴染むスケールが
あります。

それはコードのルート音から始まって、オクターブ上の同じ音まで弾く
方法です。ただスタート位置を変えるだけで良いんです。
その際にそれぞれに呼び名が付いていますので、憶えてみましょう。

Cからスタートすると「Cイオニアン」、Dからスタートすると「Dドリアン」
以下「Aエオリアン」「Gミクソリディアン」「Eフリジアン」
「Fリディアン」「Bロクリアン」となります。
なんだかちょっと難しいけど、使えるとカッコイイかも(笑)
・・まぁそれはいいとして、、「イオニアン」=「メジャー・スケール」
「エオリアン」=「ナチュラル・マイナー・スケール」ということです。
ちなみにC・ メジャー・スケールの「F」と「B」の音を抜くと、よく聞く
「ペンタトニック・スケール」(5音階)になります。
ペンタトニック・スケールの補足へ
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